改善の手法

2005年07月26日

今さらながら『5S』

5S』というのをご存知でしょうか?
製造業で働いている人にとってはなじみ深い言葉ではないかと思います。
日本が誇る改善の基本をなしている活動といってもいいかもしれません。
解説しますと、
・整理
・整頓
・清潔
・清掃
・躾

の頭文字をとって5Sと呼んでいます。
つまり、職場、仕事の流れにこの5Sを適用することによって生産性の高い、効率のいい仕事を実現していくということです。

私は最初に就職したのが自動車部品を造っている会社だったので、徹底して5Sを教えられました。
入社と同時に5Sのことが書かれた小冊子を渡され、日常業務の中でも上司から指導を受けました。
退社時に机の上にものが置いてあると注意されたりとかね。
当時は「いちいちうるさいなぁ」と感じていましたが、今にして思うとこういった教育をしっかり受けたことが良かったと思っています。
まさに躾が良かったということですね。
その後違う業界の会社2社に勤めましたが、5Sをたたき込まされた感覚からすると許容しがたい職場、仕事の流れが目の前にありビックリしました。
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kaizennooni at 00:31|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!

2005年06月20日

アウトソーシングの落とし穴

0aef31ec.jpg管理部門の改善の事例本は少ない”という記事を書きましたが、そらさんから大変参考になるご意見をいただきました。
管理部門の改善にはアウトソーシングが有効ではないかとのご意見でした。
たしかに、管理間接部門・業務の合理化、効率化をはかるうえでは、アウトソーシングは選択肢として検討に値すべきものです。
最近は、シェアードサービスの会社も増えてきていますので、アウトソーシング化の流れはどんどん進んでいくでしょう。
これは、そらさんのご意見の通りだと思います。

そらさんがご紹介されたピーター・ドラッカーの『未来企業』は私も読みましたが、同書の中では、未来の企業は、本社機能を一握りのプロフェッショナル集団が受け持ち、あとはアウトソーシングされた姿として描かれています。
極端にいえば、経営者以外はみんな外部の協力会社の提供する材やサービスによって成り立っている姿です。
本当にそうなるかどうかわかりませんが、一つの方向性としてはとても興味深いものがあります。
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kaizennooni at 23:21|PermalinkComments(15)TrackBack(0)clip!

2005年06月13日

改善手法のパターンは似ている

私は、これまで何度か業務改善を推進する仕事をしてきましたが、その経験から思うことは、世の中には業務改善のための手法がたくさんありますが、枠組みの部分はほとんど似ているということです。
そういう点では、あれこれ手法を駆使しようとするよりは、何でもいいから信じて一つの手法を導入し実践してみるのがいいかもしれません。
書店に行くと、いろいろな改善手法を紹介した本がたくさん並んでいますが、本質的な部分はよく似ています。
似ているというより、同じといったほうがいいような気もします。

では、業務改善の枠組みはどういうものでしょうか。
私の経験でいえば、ほとんど次のような流れです。
第1ステップ 現状把握
第2ステップ 問題・課題抽出
第3ステップ 原因分析
第4ステップ 改善策策定・導入
第5ステップ 改善効果把握

この流れを基本にして横文字を散りばめれば、目先が変わり、いかにも新しい手法のように見えてきます。
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2005年06月07日

“簡単であること”が改善の基本

改善って、実は難しいことではないんです。
ほとんどの人が簡単にできることなんです。
そう、まさに“簡単であること”が改善の基本です。
改善という言葉を聞くと、「難しそうだなぁ」と尻込みする人がいるかもしれませんが、一度経験してみると「何だ、意外と簡単だったな」と感じる人もいるような気がします。
逆の言い方をすると、もし改善に取り組んでみて、それが難しいものであるなら、それは改善のやり方自体を間違えている可能性があります。

例えば、ここに複雑な業務の流れがあったとします。
そしてあなたがその業務の一部を担当していたとします。
きっと、あなたはその業務を苦労して覚えたことでしょう。
なぜなら、業務が複雑であるということは、当然のことながら覚えることも多くなり、ミスをする確率も高くなり、結果的に苦労することになるからです。
私は今日までずっと会社の管理間接部門で働いてきましたが、どこの会社も似たようなもんでしょうけど、管理間接部門の業務は複雑にできています。
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kaizennooni at 20:12|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!