2005年07月26日

今さらながら『5S』

5S』というのをご存知でしょうか?
製造業で働いている人にとってはなじみ深い言葉ではないかと思います。
日本が誇る改善の基本をなしている活動といってもいいかもしれません。
解説しますと、
・整理
・整頓
・清潔
・清掃
・躾

の頭文字をとって5Sと呼んでいます。
つまり、職場、仕事の流れにこの5Sを適用することによって生産性の高い、効率のいい仕事を実現していくということです。

私は最初に就職したのが自動車部品を造っている会社だったので、徹底して5Sを教えられました。
入社と同時に5Sのことが書かれた小冊子を渡され、日常業務の中でも上司から指導を受けました。
退社時に机の上にものが置いてあると注意されたりとかね。
当時は「いちいちうるさいなぁ」と感じていましたが、今にして思うとこういった教育をしっかり受けたことが良かったと思っています。
まさに躾が良かったということですね。
その後違う業界の会社2社に勤めましたが、5Sをたたき込まされた感覚からすると許容しがたい職場、仕事の流れが目の前にありビックリしました。


5Sというのは何も形式的な面だけじゃないんですよね。
その習慣が身につくと、どんな仕事をする場合でもきちんと整理して取り組むようになります。
「見にくい、読みづらい書類だなぁ。もっと見やすい、読みやすいように改善しよう」、「誰でも使いやすいようにファイルを整理しよう」、「若い社員をきちんと躾よう」、というぐあいに考え、行動するようになります。
これこそが5Sを根付かせる意義でしょう。

5Sの観点からいえば、本当はこういうダラダラと書いた文章ほど読みづらいんでしょうけどね(笑)。
社内文書だったら、要点を簡潔にまとめ、
1.○○○
2.○○○
3.○○○
といった感じで箇条書きにしたほうがわかりやすく、伝わりやすいかもしれませんね。

世の中には、経営効率を上げる手法としていろんな難しそうな手法が紹介されています。
書店にいくとそういった本がたくさん置いてあります。
しかし、もしあなたの会社に5Sの文化がなければ(例えば、職場が乱雑で汚いとか)、まずは5Sを取り入れてみてはいかがでしょうか。
5S自体は簡単な言葉で誰でもできそうですが、それを職場、会社全体で徹底しようとするとなかなかできないものです。
ましてや、それまでそういう習慣がなければ根付かせるには相当の根気と時間が必要になります。

私の経験からも、5Sは仕事の改善にとどまらず社員教育の手法としてもかなり効果があると思っています。
変な話、私の場合、プライベートライフの面でも5Sが活かされています。
私の部屋ってけっこう整理整頓が行き届いているんです。
自画自賛の部分もありますが、我が家を訪れたことのある友人・知人も「独身男性の部屋にしては珍しい」と褒めて(?)くれます(笑)。
何はともあれ、5Sというのは仕事で取り入れると効果絶大ですよという話でした。



kaizennooni at 00:31│Comments(1)TrackBack(0)clip!改善の手法 

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この記事へのコメント

1. Posted by ぼんねん   2009年04月03日 23:47
 ほんとに全くその通りだと思います。
私はある製造業のラインリーダーをしていますが5Sの重要性を実感しています。

会社とラインに5Sを浸透させるために勉強と日々の研究と実践しています。

私も竹内さんに負けないよう頑張ります。

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