2005年06月13日

改善手法のパターンは似ている

私は、これまで何度か業務改善を推進する仕事をしてきましたが、その経験から思うことは、世の中には業務改善のための手法がたくさんありますが、枠組みの部分はほとんど似ているということです。
そういう点では、あれこれ手法を駆使しようとするよりは、何でもいいから信じて一つの手法を導入し実践してみるのがいいかもしれません。
書店に行くと、いろいろな改善手法を紹介した本がたくさん並んでいますが、本質的な部分はよく似ています。
似ているというより、同じといったほうがいいような気もします。

では、業務改善の枠組みはどういうものでしょうか。
私の経験でいえば、ほとんど次のような流れです。
第1ステップ 現状把握
第2ステップ 問題・課題抽出
第3ステップ 原因分析
第4ステップ 改善策策定・導入
第5ステップ 改善効果把握

この流れを基本にして横文字を散りばめれば、目先が変わり、いかにも新しい手法のように見えてきます。


世の中には、こういう手法を売り物に商売している会社がたくさんありますから、他社と差別化をはかるために、次から次へと新しい手法が生み出されるのでしょう。
それはそれでいいのですが、これらの手法を自社に導入するにあたっては、各手法をよく吟味し自社にあったものを採用することが改善成功の鍵になると思います。
さきほども言いましたように、改善手法のパターンは似ていますので、導入の鍵になるのはコンサルタントや担当者の熱意やヤル気なのかもしれません。

もし、あなたが業務改善推進の責任者に任命されたら、上記のステップで進めるとよいでしょう。
現状把握のためには、関係者へのヒアリング、アンケート調査、データ収集などがあります。
そうやって現状のいろんなことがわかり出したら、それらの材料をまとめたり、分析したり、仮説を立てて改善策を立てたりするだけです。
一連の流れにしたがってステップを進めていけば、改善活動がかたちになっていくのです。

このサイクルは、通常の担当業務でも使えます。
この思考で業務を遂行すれば、常に業改善をやっているようなものです。
おそらく、この思考はどこの組織でも通用するでしょう。
もちろん、やり方はその組織や風土に合っている必要があるかもしれませんが、考え方自体は同様だと思います。
組織的に改善活動が推進できにくいのであれば、まずは自分の担当業務の範囲で改善をやってみるという手があります。
改善手法を勉強したら使ってみたくなるものですが、いきなり大上段に構えないで身近なところから始めてみてはいかがでしょうか。





kaizennooni at 21:40│Comments(0)TrackBack(0)clip!改善の手法 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔